よくよく読んでみると、基本的に山頂まで2時間までということで、歩行時間はまちまちで、歩行時間のトータル四時間ちかくになるものも多い。電車移動に2時間、山歩きに4時間、帰りのバスで2時間というのでは、表題とのイメージとのギャップを感じるかもしれない。多くの人は、山頂に登るまでの時間を気にしているのではなく、帰るのまでの時間を気にしているハズだし、体力的な話も全行程で考えなくてはならないはずである。そこを登頂ということばを使って無理矢理2時間という枠に当てはめようとしているような気がしてならない。アクセスも書いてあるのだが、よく見ると、おのおの駅が違うのでそこにも要注意。
なにはともあれ、一つの山に2ページというコンパクトさながらも、写真やアクセス、地図、問い合わせ先等々、基本的な部分はしっかりと抑えられている。特に実際に歩く身にとっては高低図がありがたい。また季節に分けられていたり、適期をおさえているのも参考になる。
内容がしっかりとしているだけに、正しい人にわたれば有益なのだろうが表題で、お散歩感覚を強調しすぎているような気がして、そのあたりに気を付けないとギャップを感じてしまうかもしれない。
もっとも、ちよっとしたトレッキングのガイドブックとしては、十分にすすめられる一冊。